【書評】ビジネスマンのための「勉強力」養成講座(小宮一慶)

ビジネスマンのための「勉強力」養成講座

ビジネスマンのための「勉強力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
小宮 一慶
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 29302

■目次
第1章 論理的思考で、知識を智恵に変える
第2章 勉強によって、いまの仕事をベストなものにする
第3章 経済と・会計・経営を勉強する
第4章 人生観を磨く
第5章 勉強を続けるための4つのポイント

■本の概要(出版社の紹介文より)
雇用形態の変化や日本経済の大変化などの理由により、ビジネスマンの勉強がブームになって久しくなりました。でも、「勉強が続けられない」「なかなか成果が上がらない」といった悩みを感じている方も多いようです。それは、「何のために勉強するのか?」が、曖昧なままに、ただやみくもに勉強しているからではないでしょうか。また、新入社員、課長、部長、といった地位に応じて、勉強しなければならない内容も、その量も違ってきます。つまり、「何を」「どのように」勉強するか、が間違っているのでは? 本書では、「勉強する目的」を、「仕事で自己実現できるようになり、かつ頭も良くなる」とし、その勉強法のエッセンスをまとめたものです。

■ポイント
1.ビジネスマンの勉強、5つの領域

自分の現在のキャリアステージと将来目指すものとを考えて、そのステージに合わせてバランスよく勉強していくのです。(p.11)

この本は通常の本のまえがきにあたる「はじめに」の項目が長いです。全部で40ページあるので、全体の20%程度。それだけ、内容に入る前に、ビジネスパーソンが考える勉強について、著者なりの考え方が述べられていて、本書の要約としてここにすべてが詰まっているような印象でした。

2.長い間、読み継がれた本を読む

何が正しいのか、それも独りよがりの正しさではなく、古今東西、多くの人が何千年にもわたって、正しいと言ってきたようなことを身につける努力を積み重ねていっていただきたいということです。(p.142)

これは今の時代だから特に重要かな?と思った一節。インターネット時代になり、さまざまなコンテンツが容易に発信されるようになった今、価値観は多様化しているし、一つ一つの情報の精査をする力も求められるようになってきていますよね。なので、その価値観を間違えないためにも、思想の面で、歴史ある書物は、これまでの時代のさまざまなフィルタに通されて残ってきたものなので、見る目を養う面でも多読したり、くり返し読むことは重要なんだと感じました。

3.アウトプットをし続ける

勉強というのは、いわばインプットですが、どれを続けるいちばんの秘訣は、アウトプットを前提とすることです。特に社会人の場合、アウトプットを前提としないと、勉強はなかなか続きません。(p.164)

学校教育において、勉強してきたことを試すテストがあったように、社会人においては、本などで得た知識を今の自分に置き換えて実践してこそはじめて身になるということ。失敗を恐れずに、身につけたことをどんどん実践することが大切で、それを行っていくことで成長が加速するんだなぁ~と改めて感じました。

■感想
小宮一慶さんの本シリーズは、本作で第7弾とのことで、まだ、続刊されているので、まだ読めていないほかのものも読んでみようという気にさせてもらえるし、人気のある経営コンサルトの方の本なので、わかりやすかったです。

■まとめ
良質のインプット→アウトプットのくり返しにより、どんどん成長が加速する。また、そのなかで身につけた良質な情報の関連性から新たな解釈を付けることができ、さらに成長できる。そんな時代だからこそ、ちょっとしたきっかけを大切にしながら、日々の小さな積み重ねを心がけていくべき。

■関連情報
小宮コンサルタンツ
小宮一慶 – Wikipedia
小宮一慶の「スイスイわかる経済!“数字力”トレーニング」


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